ZERO-HO- / ORIGINAL SAMPLE 070円ホームページ制作サンプル一覧
SAVORIQA LABFERMENTATION STUDIO / 07
発酵食材と色彩のクローズアップ

TANK 03 18.4°CDAY 12

OBSERVATION 001

味は、
見えない動き。

CULTURE / OBSERVATION 002

動いているのは、
私たちではない。

仕込んだあとは、急がせません。ふたの内側では、目に見えない菌が一日中働いています。私たちの仕事は、その動きが止まらない温度を保ち、決まった時刻に静かに混ぜることです。

36h
増殖がいちばん速い時間
2回
一日に混ぜる回数
6h
記録を取る間隔
DISH No.03 / 18.4°C / ×400
紫キャベツを切り分ける実験台
METHOD / 01–03

切る。
待つ。
味わう。

野菜、穀物、海藻。温度と塩分を少しずつ変えながら、素材に眠る輪郭を探します。

CURVE / TEMPERATURE × DAYS

同じ素材でも、
線が違えば別の味。

四つの仕込みを、温度と日数だけで重ねました。最初の三日で線が分かれ、そのあとは平らになります。平らになった高さが、その仕込みの性格です。

縦軸は温度(12〜24°C)。横軸は仕込みからの日数。

0日15304560日

  • 紫キャベツ×麹18°C/12日
  • 青梅×塩水22°C/28日
  • 大豆×煙15°C/60日
  • 昆布×カカオ20°C/21日

PROFILE / FIVE AXES

味を、五つの角で書く。

酸・甘・旨・苦・香。五つの角の長さで、その日の味を記録します。言葉より速くて、写真より正確です。角が伸びた方向に、次の一手があります。

紫キャベツ×麹

甘の角がいちばん長く、苦がいちばん短い

青梅×塩水

香と酸だけが外側まで伸びている

大豆×煙

旨と香が外へ、酸だけが内側に残る

昆布×カカオ

旨に次いで苦が長い。甘は内側から動かない

NOTEBOOK / 走り書き

味の話は、
だいたい余白にある。

数字にならなかったことは、紙のほうに書いています。次の仕込みで効いてくるのは、たいていこちらです。

07.03 FRI

梅、香りが飛ぶ

22°Cを一日超えた。次は20°Cで止める。

07.10 FRI

昆布、甘い

塩を0.2%下げただけ。理由はまだ分からない。

07.17 FRI

大豆、まだ

60日でも早い気がする。次は75日で開ける。

07.24 FRI

カカオ、苦い

苦みが旨みを押している。麹を足して様子を見る。

STARTER / 2019—2026

いちばん古い菌は、
七年前の梅から。

種は買いません。前の仕込みから少しだけ取り分けて、次へ渡します。途切れた年は、記録にだけ残しています。

  1. 2019

    梅の花酵母

    庭の梅から採った、いちばん古い株。いまも全部の元です。
  2. 2021

    麹 A-3

    米麹を三回継いで、やっと味が揺れなくなりました。
  3. 2022

    昆布の乳酸菌

    塩分8%でも生き残った株。塩を効かせたい仕込みに使います。
  4. 2024

    燻し大豆

    煙のなかでも育つ、とても遅い菌。60日でもまだ早い。
  5. 2026

    カカオ

    いま観察中。系譜はまだ一代で、次に渡せるかは分かりません。

OPEN LAB / 8 SEATS

完成品ではなく、
途中を食べる夜。

毎月第四金曜。四つの実験皿と、つくり手のノートを囲む小さな試食会です。

席を問い合わせる →